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はじまりの、キャットタワー。

こんにちは。

ネコの街カドを見てくださりありがとうございます。

私たち夫婦は、現在2匹の猫と、1匹のうさぎと、2歳の娘と一緒に生活しています。


この記事には、

私たちが、猫のための家具、キャットタワーをつくりはじめたきっかけ、それにつながるむかしの思い出などをつらつらと書いております、よろしければご覧ください。


 
昔飼っていた猫たまる

小学生の頃、自分が拾ってきた猫「たまる」を田舎の家で飼っておりました。

当時ひとり鍵っ子だった私は、家に帰ると、たまるとよく一緒に遊びました。喧嘩もしました。近所の習い事に行くときも5m後ろを付いて歩いてくるような性格の子で、私はたまるのお陰で、寂しい気持ちになることなく過ごすことができました。

たまるが最高のバディだった私は、将来も猫と暮らすことが夢でした・・・。

しかし、高校を卒業後、実家を出て社会人になり、結婚してしばらくは賃貸に住んでいたため、たまる&たまるの子供たちとお別れしてから20年ほど、なかなか猫さんをお迎えするタイミングがありませんでした。


気づけばキャッテリー訪問。

その後「メインクーン」という猫種も、「キャッテリー」という言葉も知らなかった私たちが、メインクーンのキャッテリーピュアエールに出会い、ずっとあこがれていた猫との暮らしをスタートさせるのですが、それは思いがけない感じでとてもあっという間のことでした。


5年ほど前に念願の一軒家を購入し、大阪の高槻市に移り住んできた頃、家の前を歩いていた私は、お隣のお家の窓辺に大きくて立派な猫さんが、外を眺めているのを見つけました。うっとり眺めていると目が合ってしまいました。


あーかわいい、素敵、お家から近いところでこんな立派な猫さんを見ることができるなんて・・・・。そう思うだけでも本当に幸せだったのですが・・・。


その飼い主のマダムMさんはとても気さくな方で、ご挨拶するだけのつもりが、猫の話や、地域のことなど楽しくお話しいただき、初対面の私たちを温かく迎え入れてくれました。その後お家に招いていただいたときに、飼われている立派な猫さんたち(トムくんとバルちゃん)とご対面。幼少期飼っていた、細見でワイルドな放牧ネコのたまるとはまた違う雰囲気で、二匹の猫さんたちは大きい体と手足、長毛の豊かなしっぽ、穏やかで優雅な存在感・・・。けれど、実際に触れあってみると、甘えてきたり、自由に振る舞う姿は、どこかたまるに重なる部分がありました。私だけでなく、そこにいた主人もすっかり猫さんたちのとりこになってしまいました。私たちが興味津々に二匹の事を伺っているとMさんは、トム君とバルちゃんが、ピュアエールというキャッテリー出身のメインクーンであるこということを教えてくださいました。


「もし飼うなら、あの子たちみたいな猫もいいね~。」

などと、二人で話したりしていたところ、数週間後にMさんから、

「ピュアエールの生駒さんのところに子猫が生まれたらしいから遊びに行ってみませんか。」と思ってもみないご連絡が。

「ぜひ行きたいです!」


ということで、あっという間にかわいい猫さんでいっぱいの、まるで天国のようなキャッテリーピュアエールに誘い込まれたのです。ひとまず、見に行くだけのつもりでお伺いしたのですが、子猫ちゃんたちの悶えるような可愛さを前にして、気づけば、この子たちとの暮らしの妄想で頭はいっぱいに。その日のうちに、具体的なお話を生駒さんにご相談している自分たちがいました。


こうして私たちは、猫たちとの生活をスタートさせたのです。私たちは、毎日一緒に過ごすこの子たちに、癒しと元気をたくさんもらっています。


 

猫のための家具、キャットタワーをつくりはじめたきっかけ

それは、我が家の猫たちのふるさと、キャッテリー・ピュアエールに初めてご依頼いただいたことでした。


『リビングで過ごすこの子たちのために、置き型のキャットタワーを作ってほしい』


初めてピュアエールを訪問した時に、ブリーダーさんの生駒さんご夫婦が、猫さんそれぞれの性格や、不思議な行動を「この子は抱っこが好き!」「この子はいつも空気清浄機の上にいるのよ~(笑)」と、嬉しそうに話されていたのを今でも覚えています。


子猫をお迎えさせてもらったからか、親族猫さんたちのお話がとても面白く、

ここで育った子たちは、こんなにあたたかい愛情を注がれて、のびのびと個性豊かに育っているんだなあと、私たちもほっこりとした気持ちにさせていただきました。

生駒さんご夫婦と、家具を使われるリビングの猫さんたちに喜んでもらいたく、はじめてのキャットタワーを作らせていただきました。


リビングの猫さんたち

抱っこ大好き、ちょっと怖がりの力太郎君、

施工中でも興味しんしんレッド君やティアラちゃん、

のんびりマイペース、私はここから出ないわプラムちゃん。

ピュアエール様 納品キャットタワー
工具の音も関係なく上る猫さん


はじめてのキャットタワーは、

考えることがとても楽しく、


ステップやつり橋、

ひっそりハウス

など遊び要素詰め込みました(笑)


●ご希望でトイレをタワー下に収納できるように。

●接着剤や塗料を使わない、無垢材を使用。

●入り口にピュアエールの文字看板。











作り手と使い手

周囲から「キャットタワーを買ってみたが、うちのネコは全然使わなかった」なんて話も聞いたことがあり、


納品するときは、猫さんの好みに合うかどうか、ドッキドキでした。


そんな中、レッド君やプラムちゃんは組み立て時から工具の音も気にせず上ったりおりたり・・・(笑)

完成して猫さんたちみんなで、くつろいでくれるところを見たときには、私たち二人とも、とてもうれしくて、作り手の顔はにんまりしっぱなしでした。



























はじまりの、キャットタワー。

猫さんと、飼い主さんのために家具を作ることの楽しさ、喜びを教えていただいた、記念すべき第一号案件でございました。


キャッテリーピュアエール

生駒さん

本当にありがとうございました。

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